虫歯の治療法は、進行段階に応じて異なります。ここでは軽度から重度の虫歯の治療法をそれぞれわかりやすく解説します。
エナメル質にとどまっている虫歯は、虫歯菌に侵されている歯質を取り除き、コンポジットレジンを充填します。受診したその日に治療が完了するケースがほとんどです。
エナメル質だけでなく、象牙質にまで及んだ虫歯も虫歯菌に侵された歯質を除去する点は変わりません。専用のドリルを使って歯を切削します。ただ、歯を削ることによって生じる穴が比較的深く、広いことから、コンポジットレジンを充填するだけでは対応できないケースが多いです。そうしたケースでは、歯の型取りを行って、詰め物や被せ物を製作します。修復物が歯にしっかりと適合すれば、セメントで接着して治療が完了です。
▼重度の虫歯の治療法
歯の神経にまで達した重度の虫歯では、抜髄(ばつずい)と呼ばれる処置が必要となります。歯の神経と血管で構成されている歯髄を抜き取る処置です。その後、根管内を殺菌・消毒する根管治療を行います。根管内が無菌化されたら、土台を作って被せ物を装着します。
▼末期の虫歯の治療法
歯の頭の部分である歯冠(しかん)が崩壊し、歯の神経も死んでしまった虫歯を残根状態(ざんこんじょうたい)といいます。そこまで進行した虫歯は、治療を行っても良い効果が得られにくいので、抜歯適応されるケースが多いです。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | 〇 | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | 18時 | ○ | △ | × |
午前:10:00~13:00
午後:14:30~19:00
△:14:30~17:00
休診日:日曜・祝日